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【大腸がんリスク】その「菓子パン」や「カップ麺」が危ない?

2026.02.28

超加工食品と腸の健康について

こんにちは、神戸市灘区の「きなが内科・内視鏡クリニック」です。

手軽で美味しい「菓子パン」や「スナック菓子」、「インスタント食品」。忙しい現代人にとって身近な存在ですが、これらの食品が大腸がんのリスクを高める可能性があることをご存じでしょうか?

今回は、最新の研究で注目されている「超加工食品」と大腸がんの関係、そして私たちが今すぐできる予防策についてお伝えします。

1.あなたの食事はどのグループ?「超加工食品」とは

食品はその加工度合いによって、大きく4つのグループに分類されます。

グループ1(未加工・最小限の加工): バナナ、野菜、肉、魚、卵、牛乳など。
グループ2(加工された料理素材): オリーブオイル、バター、砂糖、塩など。
グループ3(加工食品): 缶詰、チーズ、焼きたてのパンなど。
グループ4(超加工食品): ここが要注意です!

家庭のキッチンにはない成分(人工着色料、香料、保存料など)が含まれる、工業的に作られた食品です。

具体例:スナック菓子、大量生産された菓子パン、清涼飲料水、インスタント食品、ソーセージなどの加工肉。

研究によると、この「超加工食品」が大腸にポリープ(前がん病変)ができるリスクを上昇させる可能性が指摘されています。

2.なぜ「超加工食品」でリスクが上がるのか?

正確なメカニズムは研究段階ですが、専門医は以下の理由を挙げています。

  • 腸内フローラの悪化: 添加物や質の低い成分が腸内細菌のバランスを崩し、悪い菌が増えることで、がん細胞が増えやすい環境を作ってしまう可能性があります。
  • 慢性的な炎症: 腸内で慢性的な炎症が引き起こされ、それが大腸がんの「芽」となるポリープのリスクを高めると考えられます。

3.今すぐできる!大腸がんを防ぐ「3つの生活習慣」

大腸がんの約80%は環境要因や生活習慣によると言われています。つまり、日々の選択でリスクを減らすことができます。

  • 1.食事の見直し

「超加工食品」の摂取は13食分以下に抑えることを目標にしましょう。代わりに、納豆やヨーグルトなどの発酵食品や食物繊維を積極的に摂り、腸内環境を整えます。

  • 2.生活リズムを整える

定期的な運動を行い、17時間以上の睡眠を心がけましょう。

  • 3.その他

過度な飲酒を控え、お口のケアもしっかり行いましょう。

4.40代からは「大腸カメラ」で確実な予防を

生活習慣の改善は大切ですが、それだけで100%防げるわけではありません。

日本では40歳以上を対象とした検診が一般的ですが、米国では45歳からの検査が推奨されています。

【こんな症状は危険信号!】

  • ・肛門からの出血、血便
  • ・持続する腹痛
  • ・貧血
  • ・便秘や下痢など、お通じの急な変化
  • ・理由のない体重減少

これらの症状がある場合はもちろん、症状がなくても「40歳を過ぎたら一度は大腸カメラ」を受けましょう。

当院の大腸カメラ検査について

当院では、大腸がんの芽となる「ポリープ」を早期に発見し、その場で切除する日帰り手術を行っています(大きさや数によります)。

鎮静剤を使用して眠っている間に検査を受けることも可能ですので、「痛いのが怖い」という方も安心してご相談ください。

「菓子パンをよく食べてしまう」「お腹の調子が気になる」という方は、未来の健康のために、ぜひ一度当院の検査をご検討ください。

 

 

院長 木長 健

執筆者

きなが内科・内視鏡クリニック
院長 木長 健

専門医・資格・所属学会

  • 日本消化器内視鏡学会上部消化管内視鏡・大腸内視鏡スクリーニング認定医
  • 人間ドック健診専門医・指導医
  • COH労働衛生コンサルタント
  • 日本医師会認定産業医

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