専門医がサポートする総合消化器内科診療

こんにちは、きなが内科・内視鏡クリニック院長の木長です。当院は神戸市灘区の阪急神戸線王子公園駅東口より徒歩3分に位置し、消化器内科を専門としつつ、内科全般の診療、予防接種、健康診断にも幅広く対応しています。
消化器内科は、食道、胃、大腸だけでなく、肝臓、胆のう、膵臓、十二指腸、小腸、胆管といった消化器官全体を診る専門分野です。当院長は、約25年間の勤務経験を持ち、人間ドック健診専門医・指導医でもあります。胃腸の不調はもちろん、健診で異常を指摘された方や、より高度な内科的サポートが必要な方も、専門的な知識をもって診療いたします。
消化器疾患の根治と早期診断に向けた専門診療
当院では、胃腸の不調や疾患に対し、根本治療と早期発見に特に注力しています。
 - 1.胃がんの最大リスク:ピロリ菌の検査と確実な除菌

ピロリ菌感染は、慢性胃炎や胃がんの最も大きなリスク因子です。
検査方法の多様性
胃カメラを伴う迅速ウレアーゼ法(約15分で判定可能)や、内視鏡を伴わない尿素呼気試験、便中抗原測定、血液検査など、患者様の状態やご希望に応じた複数の検査方法に対応しています。
除菌治療
プロトンポンプ阻害薬(胃薬)と2種類の抗生物質を7日間服用します。1回目の除菌率はおおむね90%ですが、失敗しても2回目の除菌治療(二次除菌)まで保険診療が可能であり、これによって95%以上の方が除菌に成功するとされています。
保険適用条件
胃カメラ検査で胃・十二指腸潰瘍や慢性胃炎の所見があれば保険適用となります。
 - 2.炎症性腸疾患(IBD)と機能性疾患への対応
過敏性腸症候群(IBS)や、難病指定されている潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性腸疾患の診断と治療にも対応しています。
その他対応疾患
胃酸逆流による逆流性食道炎、前がん病変となりうるバレット食道、胃痛・胃もたれの原因が特定できない機能性ディスペプシア(FD)、腸管の血管障害による虚血性大腸炎、魚介類摂取によるアニサキス症など、多岐にわたる消化器疾患を診断・治療します。
 - 3.健診結果の精密検査・要治療への対応

健康診断で「便潜血陽性」や「要精密検査/要治療」を指摘された場合、大腸がんや大腸ポリープ、胃がんのリスクを鑑別するため、当院の高度な内視鏡検査で詳細に調べることが可能です。
内科領域全体をカバーする幅広い診療内容

当院は消化器専門ですが、総合内科としても機能しており、幅広い疾患に対応し、地域の健康維持に貢献しています。
 - 1.高血圧治療における先進的な取り組み
自覚症状が少ない「サイレントキラー」である高血圧は、脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めます。
アプリを活用した治療
当院では、保険診療で利用できるスマホアプリ「CureApp HT」を用いた高血圧治療サポートを提供しています。これは医師が処方する医療機器アプリであり、患者様が楽しく継続的に生活習慣改善を行うのを支援し、血圧の低下効果が確認されています(12週間の使用で朝の家庭血圧が平均約10.6mmHg低下したという報告もある)。
生活習慣病全般

高血圧のほか、糖尿病、脂質異常症、痛風(高尿酸血症)といった生活習慣病の診断、食事療法・運動療法・薬物療法を含めた治療を、患者様一人ひとりの目標に合わせてサポートします。
 - 2.感染症対策と予防接種

風邪、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症などの急性疾患に対応します。
高度なインフルエンザ診断

インフルエンザ検査には、痛みが少なく短時間で判定できるAI搭載の医療機器「nodoca」を導入しています。
予防接種

インフルエンザ、新型コロナウイルス、肺炎球菌(高齢者は重症化リスクが高い)、帯状疱疹など、各種予防接種を実施しています。
 - 3.総合的な健康管理と専門的な自費診療
AI補助によるX線検査

胸部X線検査において、AI補助システム(CXR-AID)を活用し、結節や腫瘤影、浸潤影などの病変を検出し、肺がんの早期発見に努めています。
高度がん免疫療法(自費診療)

一部の血液がんを除くほぼすべてのがん種に対し、患者様ご自身の免疫細胞を増殖・活性化させて攻撃力を高める「6種複合免疫療法」(6種類の免疫細胞を約300倍増殖)の提供も行っています。
その他自費診療

美白・疲労回復を目的とした白玉点滴(グルタチオン)やニンニク注射、特殊点滴、プラセンタ注射(メルスモン)なども提供しています。
ご相談・ご予約について

当院は阪急神戸線王子公園駅東口より徒歩3分です。WEB予約またはお電話にてご予約いただけます。発熱時は、一般の患者様との動線を分けるため、建物北側の階段より3階に上がり、到着後にお電話にてご連絡ください。

 
 
 
 
 
 


