こんにちは!きなが内科・内視鏡クリニック院長の木長です。
「なんだか下腹部がシクシク痛む」「生理痛とは違う、変な痛みがある」「お腹が張って、鈍い痛みが続く…」
このような下腹部痛に悩まされている女性は少なくありません。もしかしたら、「いつものことだから」「我慢すれば大丈夫」と、様子を見てしまっていませんか?そのお気持ちはよく分かりますが、下腹部痛は身体からの大切なSOSサインかもしれません。安易な自己判断は、思わぬ病気の発見を遅らせる可能性もあります。
ご判断に迷われている方は、お気軽にまずは当院へお越しください。
下腹部痛、女性に多いのはなぜ?原因はひとつじゃない!
下腹部痛の原因は多岐にわたりますが、特に女性の場合、その背景には様々な要因が考えられます。
- 消化器系のトラブル: 便秘や下痢、過敏性腸症候群、胃腸炎など。女性は便秘になりやすく、硬い便が腸に溜まることでお腹の張りや鈍い痛みを引き起こすことがあります。
- 婦人科系の疾患: 生理痛だけでなく、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫など、女性特有の病気が原因となることも少なくありません。
- 泌尿器系の疾患: 膀胱炎や尿路結石、腎盂腎炎なども下腹部痛を引き起こすことがあります。
このように、下腹部痛は様々な臓器からのサインであるため、ご自身で判断せずに専門家にご相談いただくことが最も大切です。
「便秘」が原因の下腹部痛、要注意ポイント
特に、下腹部痛と共に便秘の症状が続く方は注意が必要です。
- 慢性的なお腹の張りや痛み: 便がスムーズに排泄されないことで、不快感や痛みが起こります。
- 便秘薬を使っても根本的に改善しない: 市販薬で一時的に便が出ても痛みが続く場合、便秘以外の原因や、その奥に隠れた病気の可能性も考えられます。
- 便秘と下痢を繰り返す: 過敏性腸症候群などの機能性疾患の可能性も。
- 血便を伴う便秘: 痔の出血もありますが、黒っぽい便や鮮血が混じる場合は、大腸ポリープや大腸がんのサインである可能性もゼロではありません。
その下腹部痛、まずは「きなが内科・内視鏡クリニック」へご相談を
「何科に行けばいいのか分からない」と迷われている方は、ぜひ一度当院へお越しください。当院は消化器内科を専門としており、下腹部痛の原因として非常に多い消化器系の疾患について、専門的な診断と治療が可能です。
患者様のお話をじっくり伺い、血液検査、尿検査、腹部エコー検査などで原因を探ります。特に、下腹部痛が長く続いている、便秘や下痢を繰り返している、血便がある場合は、大腸カメラ検査をお勧めすることがあります。
当院では、鎮静剤を使用した苦痛の少ない内視鏡検査を提供しています。「眠っている間に終わった」と多くの方がおっしゃるほど、安心して受けていただけます。早期に大腸の内部を確認することで、炎症やポリープ、万が一のがんなども早期に発見し、適切な治療へと繋げることが可能です。
当院の大腸カメラ検査について詳細はこちら
専門外の疾患でもご安心ください
もし診察の結果、下腹部痛の原因が消化器系の疾患ではないと判断された場合でも、ご心配はいりません。婦人科系や泌尿器系の疾患の可能性が高いと判断した場合は、速やかにそれぞれの専門クリニックにご紹介させていただきます。患者様が最適な医療を受けられるよう、責任を持ってサポートいたしますのでご安心ください。
下腹部痛は、放置せずに原因を突き止めることが何よりも大切です。
一人で悩まず、どうぞお気軽に「きなが内科・内視鏡クリニック」にご相談ください。